「キッドナップゲームって、イカゲームに似てない?」
「命がけのゲームという設定は同じだけど、何が違うの?」
「もしかしてイカゲームのパクリなの?」
ドラマ『kiDnap GAME(キッドナップゲーム)』を見て、韓国ドラマ『イカゲーム』を思い出した方もいるのではないでしょうか。
どちらも謎の人物が仕掛けたゲームに参加し、敗北すれば命を失う可能性があるサバイバル作品です。
実は『キッドナップゲーム』の制作背景には、『イカゲーム』の存在も関係していました。
ただし、似ているのは命がけのゲームという基本設定で、参加者の目的やゲームのルールには大きな違いがあります。
この記事では、2作品の共通点と違い、パクリ説が気になる理由を比較していきます。
※『キッドナップゲーム』第2話までのネタバレを含みます。
キッドナップゲームはイカゲームに似てる?

結論からいうと、『キッドナップゲーム』と『イカゲーム』には共通する要素があります。
特に似ているのは、正体不明の運営者によって参加者が命がけの競争に巻き込まれるという設定です。
まずは2作品の基本情報を比較してみましょう。
| 比較項目 | キッドナップゲーム | イカゲーム |
|---|---|---|
| 作品 | 2026年のドラマ | 2021年に始まった韓国ドラマ |
| 主な舞台 | アジア7都市 | 韓国を中心とする物語 |
| 参加する理由 | 大切な人を誘拐される | 主に賞金を得るため |
| ゲームの内容 | 参加者ごとに異なる指令 | 子どもの遊びを利用した競技 |
| 勝利の条件 | 誰よりも早く指令を達成する | 各ゲームを勝ち抜く |
| 失うもの | 誘拐された大切な人の命 | 主に参加者自身の命 |
| 運営者 | 正体や目的が謎 | ゲームの背後に組織が存在 |
こうして並べると、似ている部分と異なる部分がはっきりします。
では、なぜ『イカゲーム』を連想するのでしょうか。
キッドナップゲームとイカゲームの共通点①命を懸けたゲームが始まる
最大の共通点は、ゲームの結果が人の生死に直結することです。
『イカゲーム』では、参加者が高額賞金を目指して競技に挑み、敗者は命を落とす危険にさらされます。
一方、『キッドナップゲーム』では、誘拐された大切な人を救うため、7人がそれぞれの指令に挑戦します。
どちらも普通のゲームとは違い、失敗した場合の代償があまりにも大きいのです。
ただし、『イカゲーム』は参加者自身、『キッドナップゲーム』は人質の命が中心になるという違いがあります。
この違いが、登場人物の選択にも大きく影響しています。
キッドナップゲームとイカゲームの共通点②ゲームを仕掛けた人物の正体が謎
どちらの作品にも、ゲームを仕掛けた人物や組織の謎があります。
『イカゲーム』では、参加者を管理するスタッフやゲームの運営体制が描かれ、背後にいる人物の存在が物語の重要な要素になります。
『キッドナップゲーム』でも、7都市で同時に誘拐事件を起こした首謀者は、序盤では明らかになっていません。
第2話では、新出に接触した漆原が、ほかの参加者の状況まで把握している様子を見せました。
しかし、漆原がゲームを計画した本人なのか、運営に関わる一人なのかは不明です。
ゲームのルールだけでなく、誰が何のために仕掛けたのかを追う楽しさも、2作品に共通しています。
キッドナップゲームとイカゲームの共通点③参加者の本性が試される
極限状態で人間の本性が表れる点も似ています。
『イカゲーム』では、賞金を得るために協力する人物もいれば、ほかの参加者を裏切る人物も登場します。
『キッドナップゲーム』では、参加者に与えられた指令そのものが、倫理観や信念を試す内容になっています。
例えば、刑事の新出には「事件の首謀者を確保すること」、医師のキジュには「人を殺害すること」という指令が出されました。
さらに、タクシー運転手のミゲルには現金1,000万ペソを用意するよう命じられています。
大切な人を救うためなら、どこまで許されるのか。
命を懸けたゲームを通して、人間の選択を描くという点でも共通しているといえるでしょう。
キッドナップゲームとイカゲームの違いは?

似ている要素はありますが、ゲームの仕組みを詳しく見ると、2作品はかなり異なります。
特に大きな違いは、参加者の目的とゲームの進め方です。
キッドナップゲームとイカゲームの違い①賞金ではなく大切な人の命を懸ける
『イカゲーム』の参加者が目指すのは、基本的に高額賞金です。
経済的に追い詰められた人々が、人生を変える可能性に懸けてゲームへ参加します。
一方、『キッドナップゲーム』では、参加者の家族や大切な人物が誘拐されています。
新出は妻の沙織、キジュは娘、ミゲルは孫娘のマリアを救うために行動します。
参加者が手に入れたいのはお金ではなく、奪われた大切な人との日常です。
この違いによって、『キッドナップゲーム』では家族愛や罪悪感、究極の選択がより直接的なテーマになっています。
キッドナップゲームとイカゲームの違い②全員が同じゲームに挑むわけではない
『イカゲーム』では、参加者が基本的に共通の競技へ挑戦します。
一方、『キッドナップゲーム』では、7人に異なる指令が与えられます。
第2話までに明らかになった指令は、次のとおりです。
| 参加者 | 指令 |
|---|---|
| 新出敏郎 | 事件の首謀者を確保する |
| ハン・キジュ | 人を殺害する |
| ミゲル | 現金1,000万ペソを用意する |
しかも、新出は警察などの国家権力を利用することを禁じられています。
キジュは医師でありながら殺人を命じられ、ミゲルは経済的に厳しい状況で大金を要求されました。
単純な運動能力や勝負の強さではなく、参加者それぞれの事情に合わせた難題をどう乗り越えるかが見どころになっています。
キッドナップゲームとイカゲームの違い③アジア7都市で同時に進行する
『キッドナップゲーム』ならではの特徴が、アジア7都市を舞台にしていることです。
東京・ソウル・台北・シンガポール・バンコク・那覇・マニラで誘拐事件が発生し、国籍や職業の異なる参加者が同じゲームに巻き込まれます。
それぞれの都市で物語が進むため、参加者の行動が別の場所にいる人々の運命へ影響する可能性もあります。
一方、『イカゲーム』は参加者が同じ競技空間に集められる構造が中心です。
一つの場所で競い合う『イカゲーム』と、離れた都市で同時に競わされる『キッドナップゲーム』。
舞台の使い方にも大きな違いがあります。
キッドナップゲームとイカゲームの違い④第2話でゲームの残酷さが明らかに
『キッドナップゲーム』第2話では、マニラのミゲルが孫娘を救うため、現金1,000万ペソを用意しようと奔走しました。
カジノでの勝負に失敗したミゲルは、娘婿のリッキーと協力して銀行から金を盗もうとします。
しかし計画は失敗し、警察に取り囲まれることに。
その結果、人質となっていたマリアが殺害されてしまいました。
この展開によって、ゲームの指令を達成できなければ人質の命が奪われるという恐ろしさが、現実のものとして描かれました。
『イカゲーム』では競技の敗者が命を落としますが、『キッドナップゲーム』では参加者の失敗によって、離れた場所にいる大切な人が犠牲になります。
どちらも残酷なゲームですが、誰が代償を払うのかという点は決定的に異なります。
キッドナップゲームはイカゲームのパクリ?

ここまで比較すると、「設定が似ているのは偶然なの?」と気になりますよね。
実は『キッドナップゲーム』の制作背景には、『イカゲーム』との関係を考えるうえで興味深い情報があります。
制作側はイカゲームのような世界的ヒットを目指していた
FOD公式の作品紹介によると、『キッドナップゲーム』は既存の漫画や小説を原作としないオリジナル脚本のドラマです。
企画は放送開始のおよそ3年前から進められていたとされています。
また、プロデューサーの加藤裕将氏は、Netflixの『イカゲーム』のように世界的なヒットを生む作品を日本から発信したいという思いから、本作を構想したと紹介されています。
つまり、『イカゲーム』が制作上の目標の一つになっていたことは、公式情報から確認できます。
ただし、これは『イカゲーム』の物語や設定をそのまま流用したという意味ではありません。
世界中で支持されるサスペンス作品を目指したことと、作品を盗用したことは分けて考える必要があります。
似ているだけでパクリとはいえない
命がけのゲームを題材にした作品は、『イカゲーム』以前から存在しています。
また、先ほど比較したように、2作品には重要な違いがあります。
『イカゲーム』は賞金を目指して参加者自身が競技に挑む物語。
一方、『キッドナップゲーム』は、誘拐された大切な人を救うため、参加者が異なる指令を達成しようとする物語です。
ゲームの目的、参加者の置かれた状況、舞台の広がりが異なるため、共通する設定があるだけでパクリと断定することはできません。
現時点では、『イカゲーム』を意識した制作背景はあるものの、両作品にはそれぞれ独自の設定があると考えるのが適切でしょう。
キッドナップゲームはほかに何の作品と似てる?

『キッドナップゲーム』を見て、別のサスペンス作品を思い出す人もいるかもしれません。
例えば、命がけのゲームという点では『今際の国のアリス』、謎の人物による試練という点では『SAW』シリーズなども比較対象になりそうです。
ただし、これらは作品の一部の設定が共通するという意味で、物語全体が同じというわけではありません。
『キッドナップゲーム』の場合は、ゲームの参加者本人ではなく、誘拐された家族や大切な人の命が懸かっている点が特徴的です。
さらに、第1話では新出が謎の青年・漆原から「トロッコ問題」を投げかけられました。
誰かを救うために別の誰かを犠牲にできるのか。
こうした倫理的な問いが、単なる生き残りゲームとは異なる物語を生み出しているのかもしれません。
キッドナップゲームはイカゲームに似てる?共通点や違い・パクリ説を比較!まとめ

『キッドナップゲーム』と『イカゲーム』は、謎の運営者が仕掛ける命がけのゲームという点で共通しています。
制作側が『イカゲーム』のような世界的ヒットを目指していたという背景もあり、似ていると感じるのは自然なことかもしれません。
しかし、ゲームの目的やルールは大きく異なります。
『イカゲーム』が参加者自身の生存と賞金を巡る物語であるのに対し、『キッドナップゲーム』は、大切な人を救うために何を犠牲にできるのかを問う作品です。
第2話では最初の犠牲者が出ており、ゲームの残酷さも明らかになりました。
今後、7人が選ばれた理由や首謀者の目的が判明すれば、『キッドナップゲーム』ならではのテーマがさらに見えてきそうです。
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